RとRStudioのインストール

Windowsの場合

Rのインストール

  1. まず、CRANのサイト https://cran.ism.ac.jp/ に移動します。
  2. “Download R for Windows”をクリックします。

  1. “base”を選択します。

  1. “Download R 3.6.3 for Windows”をクリックします。最新バージョンはそのときによって異なります。

  1. ダウンロードをするときは、「実行」ではなく、「保存」をして下さい。
  2. ダウンロードして保存されたファイルをクリックして、Rをインストールします。なお、必ず「管理者として実行」(管理者権限でインストール)してください。

  1. インストール時のオプションは、特に変更をする必要はありません。デフォルトの設定のままでインストールを進めていきます。

R Studioのインストール

  1. RStudioのダウンロードサイト https://rstudio.com/products/rstudio/ に移動します。
  2. 次に、“RStudio Desktop”をクリックします。

  1. “DOWNLOAD RSTUDIO DESKTOP”をクリックします。

  1. 一番左(フリー版のRStudio Desktop)の“DOWNLOAD”をクリックします。

  1. ダウンロードをするときは、「実行」ではなく、「保存」をして下さい。
  2. ダウンロードして保存されたファイルをクリックして、RStudioをインストールします。なお、必ず「管理者として実行」(管理者権限でインストール)してください。

  1. インストール時のオプションは、特に変更をする必要はありません。デフォルトの設定のままでインストールを進めていきます。

Mac OSの場合

Rのインストール

  1. まず、CRANのサイト https://cran.ism.ac.jp/ に移動します。
  2. “Download R for (MAC) OS X”をクリックします。

  1. 次の図の左下にある“R-3.6.3.pkg”をクリックします。最新バージョンはそのときによって、異なると思います。

  1. ダウンロードして保存されたファイルをクリックして、Rをインストールします。

  1. インストール時のオプションは、特に変更をする必要はありません。デフォルトの設定のままでインストールを進めていきます。

R Studioのインストール

  1. RStudioのダウンロードサイト https://rstudio.com/products/rstudio/ に移動します。
  2. 次に、“RStudio Desktop”をクリックします。

  1. “DOWNLOAD RSTUDIO DESKTOP”をクリックします。

  1. 一番左(フリー版のRStudio Desktop)の“DOWNLOAD”をクリックします。

  1. ダウンロードして保存されたファイルをクリックすると以下のように表示されます。あとは、RStudioをドラックして、Applicationsの上にドロップします。

RとRStudioを使ってみる

RとRStudioが動くことを確認する

ここからは、WindowsとMac OSを一緒にして説明していきます。それは、RStudioのインターフェースがWindowsとMac OSで一緒だからです。

まずは、左側のConsoleに、次のように打ち込んでみましょう。

3 + 4 * 2
## [1] 11

計算が実行され、結果が返ってきます。Rの使い方については、来週からの授業で詳しく説明するのでこのくらいにしておきましょう。

RとRStudioを講義で使うための準備をする

Rのパッケージをインストールする

Rは、そのままでもいろいろな統計解析を実施することができますが、パッケージとよばれる「拡張セット」のようなものをインストールすると、利用できる解析手法が大幅に広がります。ここでは、パッケージのインストールの仕方について説明します。なお、インストールを行うためには、パソコンがインターネットに接続されていなければなりません。

  1. RStudioのメニューのToolsから、“Install Packages”を選びます。

  1. そのあと示されるダイアログボックス(下図中央)のPackagesに、インストールしたいパッケージ名を入力します。ここでは、plotlyというパッケージをインストールしてみます。

  1. plotlyパッケージがダウロードされてインストールされます。

  1. 以下のコマンドをConsoleに打ち込んで、図を描いてみます。

library(plotly)

plot_ly(midwest, x = ~percollege, color = ~state, type = “box”)

RStudioで実行すると、このように表示されます。

RのWorking Directoryを設定する

 Rでは、Rを実行する「作業場」“Working Directory”を指定しなければならない場合が少なくありません。これは、授業で使うRコードやデータをRが見つけられるようにするためです。ここでは、RStudioを使って、これを指定してみましょう。

まず最初に、以下のGoogle Driveから、使用するRコードとデータをダウンロードします。

https://drive.google.com/file/d/1EdKdMdIHPhTmSlCynTxsNYKucaMMLsM8/view?usp=sharing

次に、これらのファイルをどこか自分の作業しやすいフォルダ(ディレクトリに移動してみましょう)。ここでは、デスクトップにダウンロードしたzipファイルを回答してできるrstudio-exportというフォルダを作業フォルダとします。

RStudioで、このフォルダを“Working Directory”として指定するには、以下のようにします。

  1. RStudioの右側下にある「Files」というタブをクリックします。

  1. 「Home > Desktop」となっているところや、その下に示されているフォルダをクリックすることで、パソコン内にある様々なフォルダに移動できます。
  2. ここでは、「rstdio-export」をクリックします。保存しておいたRコードやデータのファイルがあることが分かります(図は、異なる名前のフォルダRtempを開いていますが、同じように行って下さい)。
  3. Rコードやデータがある場所まで移動できたら、歯車型のアイコンの横に「More」と書いてあるところをクリックします。

  1. するとドロップダウンメニューが示されますので、「Set As Working Directory」を選びます。

  1. これで、“Working Directory”をデスクトップ上にある指定したフォルダにすることができました。

こうすることで、Rからデータファイルを簡単に読み込むことができるようになります。