ここからは、WindowsとMac OSを一緒にして説明していきます。それは、RStudioのインターフェースがWindowsとMac OSで一緒だからです。
まずは、左側のConsoleに、次のように打ち込んでみましょう。
3 + 4 * 2
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計算が実行され、結果が返ってきます。Rの使い方については、来週からの授業で詳しく説明するのでこのくらいにしておきましょう。
Rは、そのままでもいろいろな統計解析を実施することができますが、パッケージとよばれる「拡張セット」のようなものをインストールすると、利用できる解析手法が大幅に広がります。ここでは、パッケージのインストールの仕方について説明します。なお、インストールを行うためには、パソコンがインターネットに接続されていなければなりません。
library(plotly)
plot_ly(midwest, x = ~percollege, color = ~state, type = “box”)
RStudioで実行すると、このように表示されます。
Rでは、Rを実行する「作業場」“Working Directory”を指定しなければならない場合が少なくありません。これは、授業で使うRコードやデータをRが見つけられるようにするためです。ここでは、RStudioを使って、これを指定してみましょう。
まず最初に、以下のGoogle Driveから、使用するRコードとデータをダウンロードします。
https://drive.google.com/file/d/1EdKdMdIHPhTmSlCynTxsNYKucaMMLsM8/view?usp=sharing
次に、これらのファイルをどこか自分の作業しやすいフォルダ(ディレクトリに移動してみましょう)。ここでは、デスクトップにダウンロードしたzipファイルを回答してできるrstudio-exportというフォルダを作業フォルダとします。
RStudioで、このフォルダを“Working Directory”として指定するには、以下のようにします。
こうすることで、Rからデータファイルを簡単に読み込むことができるようになります。