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# Rで四則演算を学ぶ
# Rは簡単な電卓として使うことが可能です。
# RStudioの左下のConsoleに実際に打ちこんでみてください。
# 6138を例に使ってみます。
# 加減乗除の演算にはそれぞれ + - * / を使います。
# 加算の例
61+38
## [1] 99
# 減算の例
61-38
## [1] 23
# 乗算の例
61*38
## [1] 2318
# 除算の例
61/38
## [1] 1.605263
# 複数の演算を組み合わせることも可能です。
6+1-3+8
## [1] 12
6+1*3/8
## [1] 6.375
# 括弧も使えます。
(6-1)/(3+8)
## [1] 0.4545455
# 負の数の表現
-61-38
## [1] -99
# 整数除算や剰余の計算もできます
# 整数除算 %/% 剰余 %%
613/8
## [1] 76.625
613%/%8
## [1] 76
613%%8
## [1] 5
# 累乗には^を使います。
6+3*3*3*3*3*3*3*3
## [1] 6567
6^1+3^8
## [1] 6567
# ゼロ除算はRではエラーになりません。
# Infというのは無限大です。
6138/0
## [1] Inf
-6138/0
## [1] -Inf
# 上記の演算子の使い方にはヘルプファイルが用意されています。
?Arithmetic
# 複数の演算を組み合わせることもできます。
# 複数の演算結果が並んで表示されます。
# c()という関数を使います。
c(6,1,3)+8
## [1] 14 9 11
c(6,1)+c(3,8)
## [1] 9 9
c(6,1,3)*8
## [1] 48 8 24
c(6,1)*c(3,8)
## [1] 18 8
# 別の関数の例で、小数点以下1桁で四捨五入してみます。
61/38
## [1] 1.605263
round(61/38,1)
## [1] 1.6
# 論理演算はとても重要です。Rに限らず、プログラミング言語では、論理演算の
# 結果（TRUE または FALSE）によって、その後の処理を変えることが頻繁に行わ
# れます。
# 条件式で真（TRUE）なのか偽（FALSE）を返します。
# 大きいか小さいかの条件式には">","<"を用います。
6>1
## [1] TRUE
1>3
## [1] FALSE
(6-1+3)<8
## [1] FALSE
(6+1+3)>8
## [1] TRUE
# 等しいかどうかの論理演算には"=="を用います
(6-1+3)==8
## [1] TRUE
(6+1+3)==8
## [1] FALSE
# 以上か以下かの条件式には">=","<="を用います。
(6-1+3)<=8
## [1] TRUE
(6+1+3)>=8
## [1] TRUE
# 等しくないかどうかの論理演算には"!="を用います
(6-1+3)!=8
## [1] FALSE
# AかつBの演算には & を用います。
1<2
## [1] TRUE
2<3
## [1] TRUE
3>4
## [1] FALSE
(1<2)&(2<3)
## [1] TRUE
(2<3)&(3>4)
## [1] FALSE
# AまたはBの演算（OR）には | を用います。
1<2
## [1] TRUE
2<3
## [1] TRUE
3>4
## [1] FALSE
(1<2)|(2<3)
## [1] TRUE
(2<3)|(3>4)
## [1] TRUE
# 他にも&&, ||, xorなどがありますが、特殊なので割愛します。
# 次に関数とは何かを解説します。