# A tibble: 59 × 2
tenor par_rate
<dbl> <dbl>
1 0.5 0.0140
2 1 0.0163
3 1.5 0.0179
4 2 0.0189
5 2.5 0.0196
6 3 0.0205
7 3.5 0.0216
8 4 0.0225
9 4.5 0.0232
10 5 0.0238
# ℹ 49 more rows
クレジット債オファー分析 POC
概要
本レポートでは、日興証券から取得した国債オファーデータを利用してJGB複利イールドカーブを構築する。 その後、クレジット債オファーシートから複利利回りを算出し、同年限のJGBイールドとの差分(JGBスプレッド)を求める。分析対象は地方債・事業債・円建外債等とする。
ライブラリ読込
必要なライブラリおよびデータ取得関数を読み込む。
国債オファーデータ取得
日興証券オファーシートから国債データを取得する。
評価日および受渡日を設定する。
国債複利利回り計算
国債の単利回りから、
- クリーン価格
- 複利利回り
- 修正デュレーション
を計算する。
JGBイールドカーブ構築
取得した複利利回りからパーレートカーブを作成する。
パーレートをもとに
- ディスカウントファクター
- スポットレート
- フォワードレート
をブートストラップにより算出する。
JGBカーブ可視化
構築したカーブを確認する。
通常は
- パーレート
- スポットレート
- フォワードレート
の関係をチェックし、不自然な形状になっていないことを確認する。
クレジット債オファー取得
クレジット債オファーシートを読み込む。
対象銘柄数削減のため先頭500件を使用する。
文字列で格納されている日付をDate型へ変換する。
クレジット債複利利回り計算
オファーシート上の価格から複利利回りを逆算する。
JGBスプレッド計算
国債カーブを年限方向に補間する。
各クレジット債について
- 年限
- クレジット複利利回り
- 同年限JGB利回り
- JGBスプレッド
を算出する。
分析用テーブル作成
レポートおよびExcel出力用に整形する。
# A tibble: 484 × 9
isin coupon tenor offer_value offer_price yield_compound jgb_yield_compound
<chr> <dbl> <dbl> <dbl> <dbl> <dbl> <dbl>
1 JP22… 0.187 0.614 100 99.1 0.202 0.0145
2 JP22… 0.205 0.767 200 98.9 0.222 0.0153
3 JP22… 1.35 0.767 100 99.8 1.36 0.0153
4 JP21… 0.075 2.44 200 95.2 0.0975 0.0195
5 JP21… 0.08 3.38 300 92.8 0.106 0.0214
6 JP35… 0.454 14.1 100 63.7 0.712 0.0355
7 JP36… 0.687 14.3 3100 65.1 1.06 0.0357
8 JP37… 3.04 19.7 5000 85.0 3.57 0.0392
9 JP33… 0.953 21.0 4300 54.0 1.76 0.0399
10 JP36… 0.953 21.2 1600 53.5 1.78 0.0401
# ℹ 474 more rows
# ℹ 2 more variables: spread_JGB <dbl>, sec_name_JP <chr>
スプレッド上位銘柄
スプレッドが大きい銘柄を確認する。
# A tibble: 20 × 9
isin coupon tenor offer_value offer_price yield_compound jgb_yield_compound
<chr> <dbl> <dbl> <dbl> <dbl> <dbl> <dbl>
1 JP343… 4.97 4.54 1000 99.5 5.00 0.0232
2 JP343… 4.75 6.94 500 100. 4.74 0.0263
3 JP340… 4.34 9.93 900 99.9 4.35 0.0307
4 JP358… 4.14 14.5 600 96.0 4.32 0.0359
5 JP386… 4.19 10.0 1000 99.2 4.22 0.0308
6 JP338… 3.92 9.68 200 97.8 4.01 0.0304
7 JP342… 3.89 9.91 1500 98.7 3.94 0.0307
8 JP340… 3.82 6.93 500 100. 3.82 0.0263
9 JP358… 3.33 13.6 100 88.4 3.77 0.0351
10 JP370… 3.37 19.7 600 91.4 3.68 0.0391
11 JP370… 3.60 14.9 2000 98.2 3.66 0.0362
12 JP548… 3.61 4.91 2000 99.5 3.63 0.0237
13 JP358… 3.52 9.54 900 96.8 3.63 0.0302
14 JP370… 3.04 19.7 5000 85.0 3.57 0.0392
15 JP370… 3.04 19.7 1800 85.4 3.56 0.0392
16 JP370… 2.79 21.5 1400 79.6 3.50 0.0402
17 JP370… 2.94 19.8 1800 84.0 3.50 0.0392
18 JP370… 3.06 19.3 500 87.8 3.49 0.0390
19 JP370… 2.7 21.5 100 78.3 3.45 0.0402
20 JP388… 3.37 9.91 600 98.2 3.43 0.0307
# ℹ 2 more variables: spread_JGB <dbl>, sec_name_JP <chr>
一般的には
- 劣後債
- 円建外債
- BBB格以下
- 長期債
のスプレッドが大きくなる傾向がある。
Excel出力
分析結果をExcelへ出力する。
まとめ
本分析では、
- 国債オファーシートからJGBカーブを構築
- クレジット債価格から複利利回りを算出
- JGBイールドとの差分を算出
- 銘柄別のクレジットスプレッドを可視化
した。
今後は
- 円以外 外貨 ⇒ スプレッドはOISスワップに変更
- アラジンAPIによる 銘柄属性(格付け、クーポン、償還情報)
- 格付け、クレジットスプレッドの検証
- 各社のアナリストレポート URLでリンク
を追加することで、クレジット市場分析及びファンドマネジャーの業務サポートを行う。