インタラクティブな 可視化(TokyoR 51)
所沢義男
2015-10-10
なぜインタラクティブか
- 最近Rはレポーティングが便利です
- shinyを使った動的なレポートもできるようになってきた
- ggplot2で十分な場合も多々あるが、インタラクティブな可視化が向いているものもある(たとえば地図)
インタラクティブな可視化で有名なパッケージ
- googleVis : google visualization APIを利用
- ggvis : ggplot2のインタラクティブ版
- htmlwidgetsで開発されたパッケージ群
!今日はhtmlwidgets関連のパッケージをご紹介!
htmlwidgets
- javascriptの便利ライブラリを使ったRパッケージを開発サポート
- 今回は開発されたパッケージ群からレポーティングに便利なものを紹介
- 過去のTokyoRの充実した発表およびvignetteの抄訳記事があるのでhtmlwidgetsについてはそちらを参照
DiagrammeR
- ノードとエッジで構成されたグラフを描けるパッケージ
- DOT言語(viz.js)、mermaid.js、Rのデータフレームからグラフを作成
- 正確に言うとこれはインタラクティブではないがせっかくなので紹介
DT
- 動的な表を作成できるパッケージ
- 「データテーブル」パッケージと読みます。data.tableパッケージとは別物なので注意。
- datatable(head(iris)) のように書くだけで便利な表が作成できる
leaflet
- 地図を描けるパッケージ
- フリーの地図情報 OpenStreetMapを利用している
- %>%を意識した文法となっているのでdplyrパッケージに慣れている人はとっつきやすい。
本日のテーマ
- 使い方の詳解というより簡単な可視化事例を紹介
- 各パッケージのマニュアルはいずれ精力的な方が翻訳してくれるでしょう
- なお本日のお題は所沢の最近の興味対象である「建築」について
なぜ建築か
- 接待はゴルフや食事だけはなく日常に潜む
- 接待の必要条件は「相手を上回っていること」
- 上回っているからこそ手加減ができる
- そして、うちの社長は建築が好き(らしい)
先日の失態
- 社長「ガウディがどうしたこうした」
- 所沢「ああガウディですか。ガウディおいしいですよね」
- 社長「… (ガルボ?ガルボの話してんのこいつ…?)」
そうだ妹島和世にしよう
- 日本を代表する建築家の一人
- とりあえず買った「日本建築思想史」で磯崎新がそう言ってた
- 新国立競技場コンペでザハ・ハディドと並んで最終候補に
妹島和世の建築物をたくさん見たい
- デートの口実にしたい
- とりあえず都内で(岐阜とか熊本にも面白そうなものはあるが)
- 一日で回りたい
- ここから先はRpubsで